「ババロア」- Spitz


音楽は人間の記憶と強くリンクしている

ある曲を聴いて過去の記憶がよみがえったり

誰かを思い出したりする

なんていう経験はあるだろう

誰かが放った言葉

その時に自分が吸っていた空気感

忘れようと

してもしなくても消えずに残っている情景



この曲をあいつに聴かせたら
なんて言うだろうか
あの時の情景は残っているだろうか
もしも消えずに残っていたとしたら
おれのそれと一致するだろうか
スライドを重ねるように

偶然に偶然が重なっても
その上にまた偶然が重なっても
それはないんだろうし
万が一億が一兆が一あったとしても
それを確かめる術はない

でも
長らく連絡が途絶えていた
もう二度と繋がる事は無いかも知れないと思ったこともあった
あいつと再び会話を交わせたという不思議を
その嬉しさを思えば
そ〜いったよ〜な疑問はど〜でもよくなる

でも
それでも
記憶の洞窟のどこかでは
いつもこの曲が鳴り響いているんだろうし
いつの日か
その事が救いになる日が来るのかも知れない


三日月ロック
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このページは、くるっくるが2014年5月 4日 16:22に書いたブログ記事です。

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