「The Man In Me」- BOB DYLAN

早いもので2013年ももう年末、
みなさんの今年の幸せの収支決算はどうでしたか?
そして、レコレコも2013年、最後の更新となりました。

物事、始まりと終わりは得てして、
普段よりも気合いが入ってしまうものだったりするが、
もちろん、それは僕も一緒で、今回は選曲に悩んだりする。


遡って記事を見ると去年はBOB DYLANで、
最後を締めるに相応しい人物、曲だなと思いながら、
今年もDYLANにしてみようかな?
いや、芸がないなあ…、なんて思いながら、
曲は何にしようか考えながら寝る最近の日々。


が、人生は不思議なものでつい2、3日前の話、
阿佐ヶ谷の町外れにあるBLUES BARで飲んでいると
たまたまBOB DYLANの話になっていて、
何と、となりのおっさんがBOB DYLANは嫌いだ、
いいと思った事が一度もないし、
何処がいいのかわからない。
などと、とんでもない批判を浴びせていた。


「もし中学生だったら下駄箱の上履きに画鋲入れてるところだな」
なんて考えながらエビスの小瓶を
くぴくぴやりながら話を聞いていた。


こうなるともうDYLANの良さを1ミリで多くの人に伝えよう、
というような勝手な使命感と、
ご先祖様は大切にせなあかんよ、
というミヤコ蝶々の立派な教えにも通ずる所があるな、
なんて勝手に自分で納得しながらBOB DYLANの曲を
物色していたのであった。


しかしながら改めて調べてみると御年72歳、
こんだけ活動歴が長いとリリースもかなり多く、
自分の場合は大体、気に入ったミュージシャンのアルバムは
コンプリートしないと気が済まない性格なのだが、
BOB DYLANは志半ばで挫折してしまったという
経緯もあったり、まあ選曲には困らないほどの豊富な資源さ。
(2013現在スタジオ録音は35作、のはず?)
いっその事、毎年最後の曲はBOB DYLANにしてやろうかと
思ったりした次第だったりする。


そんな中で最近知った事なのだけど、
自分も若かれし、青春時代に聞いていたバンドに
THE CLASHというPUNKバンドがいるのだが、
なんとそのCLASHがBOB DYLANの
カバーをしているという。
まあPUNKバンドと言っても、
CLASHはBLUES、REGGAE、JAZZなど、
多種多様なジャンルに影響を受け、
それを作品にしていっているBANDで
そんな彼らがPUNKとは無縁のBOB DYLANに
何らかの影響を受けていてもなんら不思議では
ないのだけれどもちょっとビックリした。
まだ聞いていないのでどんなカバーか楽しみである。
でもオルガンとコーラスがいい感じのスピリチュアル感出してる
こんな曲、PUNKバンドがカバーしたらどうなるんだ?


そんなこんなで来年も天下太平に
良き音楽を楽しめる日々である事を切に願いながら
締めたいと思う、みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。

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このページは、Hayaが2013年12月29日 18:45に書いたブログ記事です。

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