「Martha My Dear」- THE BEATLES

すっかり過ごしやすい陽気になってきました、
毎日の代々木公園のランもキンモクセイの香りが漂っていて
いい感じに気持ちの良い秋を演出してくれています。

さりげなくこのレコレコも前回の更新から新たな女の子が参加してくれました。
一度お会いした時に話をしたらお互いBEATLESが好きでBEATLESの話などしてたのですが、
そんな訳でBEATLESの曲でも取り上げてみようかなと、
今回はマニア向けBEATLES。


秋と言えば毎年僕の地元仙台では定禅寺通JAZZ FESTIVALが開催されます。
JAZZ FESとは名ばかりでオールジャンルOKのこのJAZZ FESに
僕も地元にいた頃は参加していたのですが、
そのバンドがTHE BEATLESのコピーバンドでした。


ところがこのBEATLESコピーバンド、メジャーな曲はやり過ぎてすっかり飽きてしまい、
どんどん曲がマニアックになって行ってしまっている
ちょっとうーんなバンドでした。
僕がそのバンドに参加したいと名乗りを上げた時、
「じゃあ一度一緒に音出してみようか?」と言われ、
リハスタで一番最初に「せーの1,2,3...」で始められた曲はRAINでした。
(なんでだよ?)


何しろしょっぱなからこんな調子なので、
PLEASE PLEASE MEやCAN'T BY ME LOVE、LET IT BEなどなど、
シングルの曲を演奏する事はほとんど皆無に近く、
そのエンスー振りに18歳の僕はただ立ち尽くすだけでした。
(やらしてくれよ。)


とは言え、前述のRAINは実はシングル曲で
(Paperback WriterのB面)
シングル曲A面は絶対にあり得ませんが、B面からは好んで取り上げられていて、
Baby, You're a Rich ManとかI Am the Walrusはよくやった物です。
※もちろん両A面扱いの曲(Strawberry Fields ForeverとPenny Laneとか)はNG。
もちろん、そんなの誰も知らないので反応が寂しかったのを良く覚えています。
(誰も知らねえって、そんな曲。)


で、ある年のJAZZ FES、僕は初めてのJAZZ FES参加で、
初めての野外、白昼の仙台の街中で、気持ち良い秋空の下、
どんな曲を演奏するのかな?
さすがにこんな時までマニアックには行かないだろ、と
思っていた僕に告げられたセットリストは


1.Happiness Is A Warm Gun
2.I'm So Tired
3.Martha My Dear
4.Baby, You're a Rich Man
5.Abbey Road B面メドレー
6.A Day In The Life


という思わず鼻血がでそうな位の斬新な選曲。
他のBEATLESバンドとは絶対に曲が被る心配なし!
のっけから重たく暗いHappinessはないだろ、
なんてツッコミは無視の飛ばしっぷり。
ってか、曲名見て、すぐに思い出せる曲あります?


このセットリストの中でも一際爽やかさを放っているのが、
Martha My Dear、今でも秋晴れの気持ちいい日には必ず思い出します。
爽やかなシチュエーションにはかなりぴったりのメロディです。
が、しかしバンドで演奏するには非常に面白くないんです。
アンサンブルを楽しむとか、クラシック的な楽しみ方をするにはいいのかもしれない。
アドリブはまず入れれません、完成され過ぎてて...。
しかもBEATLESの曲でありながらPAUL以外のメンバーは参加してません。
多分やる事がないからか?


自分が演奏した以外にライブで演奏してる人を見た事がない。
一度見てみたいんだけどな、人が演奏してるの。
ぢゃまた。

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このページは、Hayaが2012年10月 8日 14:06に書いたブログ記事です。

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