みなさんこんばんわ
夏が大好きなのに海にもなかなか行けないものです。
今、これ書こうとしていたら、
おばさんが一人訪ねてきた。
近所で花屋を始めたらしい、そのご挨拶。
Chari Frower
164-0012
東京都中野区本町4-38-25
03-3382-1301
鍋横商店街の中ほど、ラーメンの大勝軒さんの隣らしいです。
明日あたりお店の花でも会に行きますよ、挨拶返しで。
で、
最近思ったこと。
お店に来るお客さんでお金持ちのおじさんがいて、
お酒の頼み方が「一番高いやつで」
ワインでもウイスキーでもなんでも「一番高いやつで」
で、なんでいつも高いやつなんですか?と尋ねたら
「高いやつのほうが間違いがないかな?と思って」と。
もったいないな、この人って思いました。
値段が高い = 価値がある
っていう方程式は確かにあるのだけれど、
値段が高い = 美味しい
とは成り立たないと思ってるし、
実体験では実際にそうだ。
ウイスキーで言えば熟成させてあるほど高くなる、
12年物より当然18年物のほうが高いし、25年物になればさらに高い。
じゃあ25年が一番美味しいかといったらそうはいかない。
響はもともと甘いウイスキーなので
12年より18年は角が取れて丸みが出てくる。
ゆえに甘みが強調されてそんなに飲めないって人もいるし、
バーボンなんかも甘みを感じる傾向が強いので同じく当てはまる、
ノンエイジの荒っぽさが好きって人いるよね。
もっと言うと、そもそもブレンドしている原酒を12年と18年では
それぞれに合わせて変えているウイスキーもある、
なんなら熟成するための樽材まで変えてたり。
もうすでに完全に別物、単純には比較はできない、
となると完全に熟成年数が多いから美味しいとは限らなくなってくる、
結局好みの問題、
だからもしかしたら安いお酒の方が飲んだら美味しかった!
かもしれないのに安いからマズイに決まってるとか、
高いから美味しいに違いないというのは…。
うーんと思う訳。
経験則で言うと1万円のワインより1千円のワインの方が
美味しいことだって普通にある。
最後に
村上春樹いわく
「年月が得る物もあり、年月が失う物もある。それはただの個性の違いに過ぎない」
もし僕らのことばがウィスキーであったなら より。
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ぢゃ、暑さに負けずに頑張りませう。
※今回紹介した曲、君がいないとの歌詞で
「君がいないと〜 どんな酒でも〜酔え〜ない〜」の歌詞がスキ、
だから酒の話題にしたかった。
はは。
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