「Hands To Heaven」- Breathe

UK発、哀愁漂う曲のみを武器に世界で成功を収めたBlue Eyed Soul系バンド、Breatheの大ヒット曲。
88年に全米2位、全英4位。


一発屋と思われがちな彼らは、実は三発屋(ビルボードのTOP10に3曲入れてるからね)です。
そしてほとんど全てを哀愁漂う曲で固めた2枚のアルバムを残して事切れました。

この「Hands To Heaven」、とても地味なバラードなのだけど、作りは秀逸。
大きく分けて3つのコードしか使っていないのにこの豊潤さ。これはアレンジ勝ちだよね。
フワリと浮かぶシンセの音に跨がるDavid Glasperの濃密な歌声。


ただ、人によっては大嫌いな雰囲気の曲だと思います。
僕は大好きだがね!


このバンド、ヒット曲があるにもかかわらず全然人々の記憶に残ってない。
80年代オムニバスアルバムにも入ってるのを見たことがない。
いい曲を作るバンドなんだけどねぇ。


CD化されていない7インチシングルのB面にも素敵な曲がたくさんあるんですよ、哀愁漂う。


ちなみに、この曲を収めたアルバム「All That Jazz」は三重県の凄まじく大量の挨拶をされる事で有名な某大型古書店で買いました。

All That Jazz
All That Jazz
posted with amazlet at 13.03.27
Breathe
A&M (1990-10-25)
売り上げランキング: 117,468

Trackback(0)


(言及リンクのないトラックバックは無視されます)

Comment

Calendar

アーカイブ

このブログ記事について

このページは、渓が2012年5月20日 01:13に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「「Let Down」- Radiohead」です。

次のブログ記事は「「I Wish I Knew」- Doris」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。