「僕がきらいな歌」- THE BOOM

ファーストプレッションが、「なんかコイツとは合わないかも...。」
なんてパターンの方がそのあと、すごく仲良くなったり、
すごくスキなヤツになったりする。
そして、「僕がきらいな歌」という歌が僕がとても好きな歌だ。

1993年の事、当時僕は16歳、彼女に勧められて聴いたTHE BOOMは、
激しい、うるさい、イカツイ、GUNS & ROSESよろしく、
いわゆるハードロックに傾倒していた僕にとってはナヨっちい、
女の聴く音楽、BANDだというのがファーストインプレッションだった。
軽いクランチの聴いた音色のギターリフが印象的なイントロで始まるこの歌は
決して良くはなかった第一印象のこのバンドのイメージを変える事になった、
そして歌詞に出てくる「僕」いわゆるこの歌の主人公は、
ナヨっちいどころか、全然強い人で、
16歳の未熟な僕はこんな人になりたい、
こんなに人を好きになってみたいと
本気で考えてみたりした訳です、
ああ、青臭い。
16歳の夏、彼女を家まで送って行く道すがら、
この歌を歌いながら歩いた事、その時の光景を
この曲を聴くと20年近く経った今でも鮮明に思い出す。

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このページは、Hayaが2012年2月28日 04:49に書いたブログ記事です。

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